2009年2月27日金曜日

ほどほどに

手軽にコラーゲンが摂れるというので, コーヒーや紅茶にゼラチンを入れて飲んでみている.
すっかり冷めて, 底がゼリーになったのもきっちり食べる.


可否はともかく, 摂らないよりはいいかもね程度に続けよう.


2009年2月25日水曜日

部屋干し週間

●久しぶりに製図付きのファッション雑誌を買う.
新しい原型として[文化式原型成人女子用]が発表されたのは1999年. それまでの[婦人原型]に馴染んできた者には複雑そうで, おいそれとは飛び込めない.
取りあえずマイミシンの整備でもするかと思い立つ.


●今度は左目がものもらいになった. 前になったのは右目.
あれからいろいろ調べてみたら, どうやら霰粒腫(さんりゅうしゅ)というやつみたい. よくある細菌感染ではなく, 目の表面を潤おすための油が出るマイボーム腺がつまって腫れるらしい. 体質もあるし, 目の酷使もいけないようだ. 病院で切ってもらっても完治は難しいようなので行かない. 瞼の上のゴロゴロがまだ小さい内に紫雲膏を薄くつけ, 触らないでいたら腫らさずに済んだ. 再発を防ぐには目を擦るのを我慢することと, あとは生活改善か.

●録画してあった, イカレててイカシてる映画2本.
"ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア" オープニングのセンスの良さで全てが決まったな. 死を痛快に, 人生の最後を詩にまとめ上げたエンディング.
ずっと気になってた"メメント" 人は判読を繰り返す毎に, 少しずつ結果や事実を書き換えていくもの. 記憶と記録のどちらも信用ならないのだよ. (監督はダークナイトのクリストファー・ノーラン)

●"凍った湖上をスケートしている気分"でいたのだが, 身体には負担だったのか少し胃にくる.
カーニバル真っ最中の相方とは夏と冬ほど生活が食い違っているが, それはそれで面白さがある.

●中華街でご飯を食べたという人の日記を読んで, 突然ぐわーっと郷愁に駆られる.
桜一色に染まるころは美しかろう.



2009年2月20日金曜日

自由下の不自由と自由


ファンタジーでは子供が大人になる時, それは冒険という言葉で語られる.
目覚めの日は突然やってきて, 始まってしまえばもう2度と元には戻れない.


翻訳は悪くなかったコララインだが, 大味な読後感だった. しかし子供が成長する時の危うさがストーリーに上手く表現されていた.

[あらすじ]
両親は仕事が忙しく, ふつうの大人がそうであるように本当に大事なことをいつも少し先に置いている. 不自由のない家庭だが, 親の都合が優先され娘の言葉が聞き届けられるには途方もない時間がかけられる.
コララインはもちろん両親から愛されているが, 子供っぽい夢想をやめられず, 密かに"もっと楽しい日々"を探していた.
とうとうコララインは自分の意思で秘密の廊下を通り抜け, 反対側の世界にもう一つの同じ家と両親をみつける. 娘を捕らえようと企む悪者はボタンの目をしたもう一人のママだ. 幻想の世界に引き込もうとするもう一人のママ(魔女)に, 現実世界から消されてしまった両親を取り返そうと勇敢に挑むコラライン.


何よりも重要なのは魔女がママに化けているという点だ. 偽者のママは不気味だが, 美味しい料理を作り理想的に振る舞おうとする. 魔女の本当の目的は明かされないが, 目にボタンを縫い付けてこちら側の住人になれとコララインに迫る.

現実というのは孤独で退屈に満ちていて, 何となく不幸せかも知れない. 誰でも, もし自分が別の家族の中で育っていたらと想像したことがあると思うが, この話は正にそれが柱になっている. コララインは自分が自分でなくなる危機にあい, たった一人で乗り越えなければならない場所に立った時, 初めて全ては自分次第であり, もう一つのより良いものなど存在しないことを知る.

そして, 子供が大人になる時に "しなければならないこと" がこの話のテーマになっており, すなわちそれは "母親との決別" ということなのだった.
一匹の黒猫が "自分が何者かわかっていれば名前など必要ない" という言葉の通り, 子供時代に終りがきて私が私であることの自立の意味を語っている.


2009年2月18日水曜日

四分の一の変異

太陽を見るとくしゃみが出るのは "アチュー(ハックション)症候群" 日本では"光くしゃみ反射"と呼ばれ, この症状を示す人は世界中で2~3割しかいないらしい. どうりでいつも否定されてきた筈だ.
この反射について解析され, 光のくしゃみを引き起こす遺伝子を見つけられたら, 光てんかんや偏頭痛についての研究も進むだろうとのこと.


ところで, 映画"トトロ"でメイが大きな楠を見上げてくしゃみをするシーンがあるけれど, 光くしゃみを知らない人にはどう観えていたのかと今さら不思議になった.


2009年2月16日月曜日

布団の中で"コラライン"を読み始めた.
横を向くと枕で眼鏡がずれるから仕方なく上を向くけれど, 手が疲れるとまた横を向きたくなる. 少しずつ読めばいいか.



コララインが秘密の鍵をみつけたように,
私も今日, 家の中で鍵をみつけた.
残念なことに, これで開く扉は家にはないけれど.



2009年2月15日日曜日

コラライン


"Coraline(コラライン)" 監督:Henry Selick 制作:LAIKA
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス, ジャイアント・ピーチから12年ぶりのストップモーション・長編3Dアニメーション. 2台のデジタルカメラで撮影され, REAL D, Dolby 3D で米公開中. 日本での公開は未定. 立体映像をぜひ劇場で観てみたい.

"設定画"主人公コララインの黄色いレインコートと長靴が可愛い.
"Evil Buttons"コラライン関連ブログ.
"Coraline Boxes"50人のブロガーに送られた, 秘密の鍵が入った50種類の箱.
"YouTube-CoralineFilms"メイキング色々.
"BugKnits"人形用セーターを手編みしたアーティストのサイト.

公式サイトでは, 自分の名前でこんなものを作ったり, 楽しい仕掛けがいっぱい.

カバー下の秘密の匂いがする表紙

女の子, 名前のない猫, 開かずの扉, ボタンの眼! キーワードが勢揃い.
本を読んで劇場公開を待つ!



2009年2月14日土曜日

ゴンちゃんに踏まれる

届いたばかりの靴をおろし, 買い物へ出た.

自転車用にしている靴と同じシリーズ. これはソールがカチッと固めなのでペダルを回す時に軽くて良いのと, 長く歩いても疲れないので一石二鳥なのだ.


用途とデザインとサイズが自分の足に合うだけでも稀なのに, 値段(新古品)とも折り合えるのはとっても貴重.
因みにサイズは[US7-UK6.5-EU40-25cm] この絶妙なサイズバランス!


2009年2月12日木曜日

天気の影響

土曜日は暴風雨の予報が出ている.

二つの荷物は明日, 一つは明後日に届く.
できることは金曜中に片付けてしまおう.



2009年2月6日金曜日

品位

The Sartorialistの熟年版とでもいえる "Advanced Style" が楽しい.
我が道をゆく, スパイスの効いたオシャレを楽しむ人達がぞろぞろ登場する.
その中にMimi Weddellという人がいた.  



ミミ・ウェデル(現在93歳)は65歳の時に夫を亡くし, それから女優業やモデルの仕事を始める.

身体は衰えるが, 旺盛な好奇心とチャレンジ精神が彼女をチャーミングにする. 歳を重ねても, 老いは別の場所にあることを証明してくれているようだ.

彼女を撮ったドキュメンタリー映画"Hats Off"


なんてエレガントに帽子を被る人だろう.

 

2009年2月4日水曜日

ANIMUSIC

ANIMUSIC|studio等のソフトウェアで制作された, 仮想楽器が演奏するミュージックDVD "ANIMUSIC"!!


2009年2月2日月曜日

ゆとり

スーパーマーケットの花は, 蕾のまま枯れてゆくことがある.


外で仕事をしていた頃は, 片っ端から枯らしていたっけ.